Success Rate Truth
「成婚率70%」「成婚率No.1」——結婚相談所の広告でよく見るこの数字、実は各社で計算方法がバラバラです。同じ実績でも、計算方法次第で成婚率は10%にも70%にもなります。数字のからくりを知り、本当に信頼できる結婚相談所を選びましょう。
Pattern
結婚相談所が公表する「成婚率」には、業界で統一された計算式がありません。主に以下の4パターンが使われています。
退会した人のうち、成婚して退会した人の割合。退会理由が「成婚」か「それ以外」かで計算するため、最も高い数字が出やすいパターンです。活動中の会員は分母に含まれません。
例:100人が退会 → うち60人が成婚退会 → 成婚率60%
全会員数(活動中+退会済み)を分母にするため、最も低い数字が出るパターンです。誠実な計算方法ですが、数字のインパクトは弱くなります。
例:全会員1,000人のうち60人が成婚退会 → 成婚率6%
「年間」「6ヶ月以上活動者」など期間を区切って計算。条件の切り方で数字が大きく変動します。
例:6ヶ月以上活動した200人のうち60人が成婚 → 成婚率30%
「成婚実績○万人」など、累計の実数を強調するパターン。率ではなく数なので、運営歴が長いほど大きくなります。年間あたりの数字かどうかを確認しましょう。
Example
以下の架空の結婚相談所で、同じ実績を4つのパターンで計算してみます。
架空の結婚相談所Xの実績(年間)
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| 計算パターン | 計算式 | 成婚率 |
|---|---|---|
| A:成婚退会÷全退会 | 150 ÷ 300 | 50% |
| B:成婚退会÷全会員 | 150 ÷ 1,000 | 15% |
| C:成婚退会÷6ヶ月以上活動者 | 150 ÷ 500 | 30% |
| D:累計実数 | — | 「年間150組の成婚実績」 |
全く同じ実績なのに、15%〜50%まで幅があります。広告で見る「成婚率○%」は、このどれかの計算方法で算出された数字だということを覚えておいてください。
Each Company
主要な結婚相談所が公表している成婚率と、判明している計算方法をまとめました。
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| サービス名 | 公表成婚率 | 計算方法 | 備考 |
|---|---|---|---|
| IBJメンバーズ | 54.5% | 主要コース実績 | コース限定の数字 |
| パートナーエージェント | 27% | 年間成婚退会÷全会員 | パターンBに近く誠実な計算 |
| エン婚活エージェント | 30% | 6ヶ月以上活動者 | パターンC(条件付き) |
| naco-do | 41.3% | 非公開 | 計算方法の公開なし |
| フィオーレ | 52.5% | 13年累計 | 長期累計のため直近の数字は不明 |
| ハッピーカムカム | 51.0% | 1年以内成婚率 | 期間限定の好条件 |
| オーネット | 非公開 | — | 公表していない点は誠実とも言える |
注目ポイント:パートナーエージェントの27%は一見低く見えますが、「全会員÷成婚退会」という厳しい計算式を採用しているため。他社と同じ計算式なら数字はもっと高くなります。成婚率の「高い・低い」だけで判断してはいけない理由がここにあります。
What to Check
成婚率の数字に一喜一憂するより、以下の3つの指標を確認しましょう。
「成婚率○%」より「年間○組が成婚」の方が嘘をつきにくい数字です。実数を公表している相談所は自信の表れとも言えます。ただし運営歴が長いほど累計は大きくなるので、「年間」の数字を確認しましょう。
成婚までに平均何ヶ月かかるか。短ければ短いほど、効率的なマッチングができている証拠です。一般的には6〜12ヶ月が目安。「平均活動期間7ヶ月」のような情報は、成婚率よりも実態を反映しています。
最終的に最も重要なのは担当カウンセラーとの相性です。数字では測れない部分だからこそ、無料相談に行って直接確かめることが不可欠。押し売りしない、デメリットも正直に話してくれるカウンセラーかどうかを見極めましょう。
Checklist
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